じゃりとyoんでください福岡のレザークラフト工房兼SHOP「革ノ花宗 hanamune」で作り出される色んなレザープロダクツ
***革で何でも作る職人の技と作品と色々ブログ***

| CALENDAR | RECOMMEND | ENTRY | COMMENT | TRACKBACK | CATEGORY | ARCHIVE | LINK | PROFILE | OTHERS |
まるで手術な修理 23:45
0

    「革ノ花宗(カワ ノ ハナムネ)」は福岡県久留米市にある本革専門のSHOP兼革工房です。
    ****************************************

    こんばんは、じゃりです。


    今日は久しぶりにあの社長達がやって来ました。


    まだ閉店まで1時間以上あるのに、『もう締めんか!!』

    と店に入って来るなり言い放つ社長。


    「え?!まだ閉店まで1時間もあるじゃないですか?!」


    そう言い返すと、
    『ウンウン、なら待ってるぞ』とニンマリ笑顔で出て行く社長。



    毎回の恒例となってるやりとり。田舎はこうあるのです。

    そして、閉店後、向かいの焼鳥屋で社長たちと色んなお話をしながら、美味しい焼き鳥とお酒をいただくという流れ。



    社長いつもご馳走様です!!


    さて、本日はカバンの修理の話。



    通常は、当店でお作りしたものに関しては勿論、修理、メンテナンスはウェルカムです。


    たまに他店でご購入の革製品(まれに合皮製のモノもあったり)の修理の依頼が来ますが、基本受けておりません。



    常連のお客様や心打たれるエピソードがある場合は思わず受けることもあります。

    今回も、他店にてご購入のダレスバッグの修理依頼。


    メインの差込金具が壊れて使い物にならない状態。


    「金具を交換」していきます。



    まずは壊れた金具をカバンから外します。



    カバンの内側からメスを入れるかのごとく、内布に最小限の切れ目を入れ、そこから当て布を剥ぎ取り、座金をもぎ取り、受けの金具を外します。


    差込む方の金具も外します。



    そして、逆の流れで新しく入荷した金具をはめ込んで行きます。
    その際に一番重要なのが違和感のないように仕上げること。
    なので、若干のネジ穴のズレや革の重なりの厚みの調整、受け金具足の穴の位置など出来る限り最小限に抑えたいので入荷する金具を入念にチェックしてからの加工になります。



    修理前後だけを見れば簡単な作業のように思われますが、これだけの道具が最低でも必要です。

    無事に違和感なく修理完了です。


    修理をご希望のお客様にはいつもこう言います。
    「ご購入されたお店にお持ちいただくのが一番お安く綺麗に仕上がると思いますので一度そちらでご相談ください。」

    購入したお店が無くなっていた、遠方で購入したから再度行く機会がない、修理を断られた、などなど、どうしてもお困りであれば一度当店にご相談ください。



    全ての修理が出来る訳ではありませんのでその点はご了承ください。




    みなさまのお越しをお待ちしております。


    オーダー品の完成をお待ちのみなさま、
    お待ちいただきありがとうございます。


        今日もみなさまに感謝です。



    ******工房からのお知らせ******

    近況はホームページかFacebookでお知らせします。

    *********************

    久留米市津福本町1649-4 みなとビル103
    0942-55-9363
    □OPEN/11:00〜19:00□

     月・火・水・金・土・第2.4日曜


    ■CLOSE/木・奇数の日曜(第1.3.5)・祝日■

    Instagramrogo
    Instagram/hanamune_9363


    fecebookpage
    facebookpage/革ノ花宗


    オンラインショップ
    オンラインストア/pelle(ペレ)


    革ノ花宗公式サイト
    革ノ花宗公式サイト

    | オーダー品 | comments(0) | trackbacks(0) | posted by じゃり -
    Comment








    Trackback
    この記事のトラックバックURL: トラックバック機能は終了しました。
    << NEW | TOP | OLD>>