じゃりとyoんでください福岡のレザークラフト工房兼SHOP「革ノ花宗 hanamune」で作り出される色んなレザープロダクツ
***革で何でも作る職人の技と作品と色々ブログ***

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HOW TO 本仕立て−その3 13:43
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    真心工房 革ノ花宗(カワノハナムネ)」は
    福岡県久留米市にあるハンドメイド革工房です。
    *************************************


    「夢は逃げない、逃げるのはいつも自分だ」

                  ― 後世に残したい名言より ―


    。。。くじけそうな時はこの言葉を思い出します。



    こんにちは。じゃりです。

    昨日は日本各地で猛暑日になり、日本の3分の1が35度以上だったそうです!
    今日もそんな感じの暑さでしょう。。。

    みなさま、体調管理に気をつけてくださいね。




    さて、随分とご無沙汰してしまい申し訳ございません!!
    最近はお蔭様で 毎日毎日色んな御用のお客様にご来店いただき、
    納品や打合せ、製作に追われ、PCを立ち上げる余裕がありませんでした。

    おかげさまで、ご紹介出来るオーダー品が多数待ち構えております。



    しばらく記事をサボっておりましたので

    倍返しだ!!!(今、唯一見ている番組、半沢直樹ーーー!!!)

    ということでジャンジャン紹介していきたいと思います。



    しかししかし、まずは
    先日からの HOW TO 本仕立て の続き。
    (一般的にはヘリ返しと言うことが多い)
    レザークラフトに興味のある方に少しでも参考になれば幸いです。

    1、2の記事がまだな方はこちらからどうぞ。
    HOW TO 本仕立て1
    HOW TO 本仕立て2


    。。。つづき は、
    革漉き機で漉いた革の組み立てからでした。

    漉きが必要な部分を斜め漉きや全漉きしたところ。

    斜め漉きは、折り返した部分の重なり部分の厚みを
    あらかじめ計算して薄くしておくことで出来上がりが綺麗になります。



    全漉きは、例えば財布のポケットなどのように何枚も革が重なる部分は
    本体パーツと同じ厚さの革を使えばものすごく分厚くなってしまいます。
    そんな時は、パーツの全面を適当な厚みに漉きます。これが全漉きです。


    本体用の革は2.0ミリ厚、ポケット用の革は0.8ミリ厚のように
    複数の厚みの革を常備している方もいますが、
    当工房では、同じ一枚の革からひとつの物を作るようにしています。
    パーツ毎に緻密な漉き加工をして出来上がりの厚みを大切にしています。

    革は生きものですので個体差があります。
    だから、同じ革を仕入れても
    一枚一枚表情が違いますし、張り感や使っていくうちに現れる艶感、
    ヌメ革であれば飴色になる速度などが若干違ってきます。

    それが分かっているので、一枚の革からひとつの商品の全パーツが取れない場合、
    別の新しい革を使います。ロスは多いですが、これはわたしのこだわりです。



    長くなりそうですがもう少し続けます!

    注意点ですが、
    表革で芯材や裏革を包み込むように仕立てるので、
    ヌメ革を使った作品の時のように出来上がり寸法で裁断するのではなく
    必ず、各辺プラス10ミリ程度は大きく裁断しておかないと痛い目合います。。。


    そしてコチラが芯材。

    種類は沢山ありますが、
    上から 
    スライサー / ダブラー / テキソン / バイリーン
    まあ、どれも張りをもたせる為やふっくらさせたい時、伸び止め等に使いますが
    芯材は作り手の好みですので一概にココにはコレ!という決まりはありません。

    使う革を予備で少し準備して、それに色んな芯材を張ってみて
    厚みを見たり、張り具合を確認したり、引っ張ったりして決めていくので
    その使う革にもよります。


    そういえば!革漉きをする場合にも、必ず!使う革で試し漉きをするので
    型紙をおこして、パーツを切り出したら、予備分が必要です。
    革を購入する場合は、もしもパーツで失敗した場合を含め、
    1つ作るのであれば 1、5倍程度の面積の革を準備することをオススメします。



    そして適当な芯材を選んで貼ったら、その上に裏革を貼ります。
    芯材を使う場合は、必ずそれを隠さないといけないので
    裏革を貼ったり、バッグでは内袋を落とさないといけません。

    裏革を貼ったら、芯材と裏革の厚みを考慮して包み込む部分の革幅をカットします。
    当工房では平均7ミリをその幅としています(企業秘密が〜漏れた〜(汗))

    通称いち切り棒(へり定規)という便利な道具がありまして、
    いくつかのミリ幅で売られています。



    そうしてやっと仕上げの巻きあげ作業をして、縫いで、完成です。

    しかし!ここでレザークラフトにおいて
    もっとも重要かつ欠かせない職人技と言われ雑誌やテレビ、ノウハウ本でも
    高度な技術と言われる作業。。。菊寄せが出てきます。


    カーブ部分の革をよせる技法です。
    とにかく革漉きをしっかりやること!!これにつきますね。


    技法は動画でも撮らないと言葉では難しいですが、

    でも動画を撮る余裕はしばらく無いような気がします。。。
    ご了承くださいませ。
    で、最後にグルッと縫えば世界にただひとつの革製品の完成です!!


    そんな苦労とは露知らず、
    わたくしも仕立て方法など革職人以前は気にも留めない部分でした。

    この記事を読んでいただき、少しでも物を大切に使おうとか
    その職人気質に触れたいとか、ものづくりをしてみたいとか
    何か感じていただけたら幸いです。


    長〜くなっちゃいましたが、お付き合いありがとうございました。
    また、何かの折にこういった記事も書けたらと思います。

    次回からは、オーダー品のご紹介です。お楽しみにー。



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    | 革のエトセトラ | comments(2) | trackbacks(0) | posted by じゃり -
    Comment








    色々勉強になりました!
    撮影お疲れさまです。
    今まで以上に大切に使わせていただきます!
    posted by TN | 2013/08/14 10:55 PM |
    TNさま
    こんにちは!
    ヌメ革で作る場合はまた違った技法になります!
    大切に使っていただければ大変永くお使いいただけますし、
    良いツヤが出てくるのもヌメ革の特徴です。
    posted by じゃり | 2013/08/17 3:50 PM |
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